2014年9月号 月刊プリンセス連載分雑感
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/08/06
- メディア: 雑誌
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59巻が発売されていました。いまシバの女王訪問編あたり?
- 作者: 細川智栄子あんど芙~みん
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/07/16
- メディア: コミック
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【今月ネタバレあらずじ】
アトバラの奥地にある暗黒の滝から辛くも脱出したメンフィス王だったが、待ち受けていたヌビアのタヌト妃一味により岩窟神殿に閉じ込められてしまった。ヌビア兵との乱闘の際に抜け出た一兵士からの助けを頼みに、メンフィスとその部下たちは懸命に出口を探す。
一方、首尾よく宿敵エジプト王を手に入れたことに満足するタヌト妃は、更に王の命を餌に王妃を一人を密かにおびき寄せ、エジプトを意のままにせんとして、王都テーベへ部下を送り込む。
テーベに到着した密使メロイは、都の繁栄に圧倒されつつ、タヌト妃の伝言を密かにナイルの姫に伝えるべく王宮に潜入する策を練り始めるのだった。
【今月のお言葉】
なんと…酒の……うまいことよ
大エジプト帝国か…王を捕えて心がおどるえ
あれから何日……
あの…美しい王を……弱らせて……
弱らせて……
わが意のままに……
タヌト妃
【雑感】
久しぶりすぎて、何から手をつけていいのかわからないため、秘密の隠匿場所にため込んである姫誌を引っ張り出してきました。
(いちおう、放置期間も雑誌は購入していたらしい…惰性って怖い…)
何の前振りもないヌビアの残党タヌト妃登場にはびっくりしましたが、これから先の展開はわりと楽しみです。
散々書いていますが、私はメンフィス&キャロルがひどい目に遭う→両者頭を振り絞って危機を脱出し、再会、という黄金のワンパターン話が読みたいだけの素朴な読者なので、タヌト妃にはせいぜい悪辣な策を巡らせて弄んで欲しい。
過去にヌビア王宮に踏み込んで陰謀を暴いてくれたミヌーエ将軍を血祭りにあげ、ファラオに多大なるダメージを与えるとか!
ふっはっはは、それでこそヌビアの悪女じゃないかーー
自分を閉じ込めたのがあのタヒリの母親と聞いて、俄かにヌビアの悪女悪女と、悪女連呼激しいメンフィスを見ながら、まぁ、アナタのお妃も、某所では悪女呼ばわりされてますけどね~と苦笑してしまうのでありました。
キルケ―、シバの女王、ウリア(イズミルの極悪伯母上)、と、今まで王家ワールドに女敵役は数々登場しましたが、皆尻すぼみになっちゃうんだなぁ。
メンフィスのビボーに惑わされ、ファラオを弱らせて意のままにしたいウフフとか言い出すと危険信号がピーコピーコ。
「彼(彼女)を弱らせて(記憶を亡くさせて)意のままにしたい」的な王家鉄板愛情表現に、久々に胸やけしています。
まて次号。
↓おまけネタ(ネタよね?)
↓去年のふんど、、いや手ぬぐい。ノリ的には今年のが好きだ(笑)