豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 5月発売

名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 1

名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 1


参照⇒発売元(ハピネットピクチャーズ)の商品情報ページ


やっと日本版DVDが発売になるらしい。5月25日 発売予定と出ていたのでメモメモ。
NHK-BSで放送されてからえ〜と、かれこれ2年越しの日本版になるかしらん?『五匹の子豚』『杉の柩』『ナイルに死す』『ホロー荘の殺人』の4作が収録される模様。放送時に『五匹の子豚』だけ見逃したので、今度こそみるのだムッシュ・ポワロ

今、発売元サイトのキャスト表を眺めていて気がついたのだけど、『ナイルに死す』のリネット・ド・ベルフォール役のひとってエミリー・ブラントだったのかーー!そうだ、あの顔は彼女だよ!!なんで気がつかないかな〜ワタシは。エミリー・ブラントは『プラダを着た悪魔』で主人公(アン・ハサウェイ)のちょいとドジな先輩アシスタントを演じていた女優さんである。今年のゴールデン・グローブ賞でも受賞してたし、きっと近々ブレイクするんじゃないかなという予感がする。

『杉の柩』は恋愛がこじれて起こる殺人ミステリーもので、私も中学時代に初めて文庫本を買って読んで以来、何度も何度も読み返して全然飽きない作品だ。幼馴染と婚約したヒロインの前に、一人の少女が現れ、婚約者の心が離れていくあたりちょいとメンフィス・アイシス・キャロルの三角関係(?)を脳裏に描いてしまったり。王家ファンの方が、この作品をベースにして洒落たファンフィクションを書いておられるのを発見したときは、かなり嬉しかったっけ。

このテレビドラマでは原作には無かった「憎い彼女を殺しても、結局は何にもならない。あの人の心は私の元に戻ってこない」というヒロインのセリフがあって、ほぅっと思った。これが判らない(というか、仮に判っていても認めることができない)のが今のアイシスで、エリノアとアイシスはそこが違うのね、とドラマを見ながら私は唸ったのである。今のアイシスには、ピーター・ロードみたいな男性が傍にいないのが悲劇の元なんだろうか。ミヌーエはメンフィスを選んだし、アリはどうやっても乳母だし、ガルズは殺しちゃったしねぇ……なんて、王家の話なのかクリスティ作品の話なのか、頭こんがらがってきたのでこのへんでヤメヤメ。