豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 第一回(?)お徒歩会

ある日、無駄に澄み渡った空をぼけーっと見上げる私に友人ネフェル(仮)ちゃんがにっこり笑っていうことには
「dreamynov(仮)ちゃん、私たち運動不足だわよ。今度山のぼりしない?」
先月2時間かけて信州の山に登ったネフェル(仮)ちゃんは、すっかり山が気に入ってしまったらしい。
が。無理だって。
自慢じゃないが、私は標高200メートル以上の山に(自力で)登ったことがないのだよ?山道は勘弁して〜平地の散歩ならつきあうよ〜と言ったおかげで、週末に皇居一周徒歩会が開催の運びとなった。参加会員は2名。前日飲み会なんスけど……と逃げ腰だったが、健康のために重い腰をよっこらせとあげてみた。

9時に集合し、麹町駅から半蔵門方向へスタート。
案の定寝坊寸前で朝ごはん食べ損ねた私に、ネフェル(仮)ちゃんは手製おにぎりを差し入れてくれる気合の入れようだ。

10:00
半蔵門⇒霞ヶ関方面へてくてく⇒警視庁を右手に見つつ桜田門を潜り、皇居外苑へ⇒二重橋前で万歳ポーズ撮影⇒大手門へ移動⇒皇居東御苑へ入り⇒大奥看板に慄きつつ天守郭跡地でヤッホー⇒北の丸公園へ抜け、日本武道館⇒九段下へ。
13:00
ここでひとまず休憩。お昼はスタミナだぜ!と、うなぎを食す。
⇒神田古書店街界隈をぶらぶら⇒再び大手町方面へ抜けながら、皇居ジョガーに大人気だという銭湯を探してうろうろ⇒稲荷湯到着。
15:00
ひとふろ浴びて汗を流す&休憩⇒東京駅方面へ⇒丸の内オアゾの丸善で本を物色後、4階カフェでコーヒータイム⇒地下鉄に乗って帰宅。
18:00



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毎年恒例神田古書祭りが近いせいか、街がざわざわしているかんじ。
「こんなマニアックそうな本、あたしゃ一生読むことないわよ〜」と言いながらもワゴンセールをのぞいちゃう私たちなのであった。

「稲荷湯」
東京都千代田区内神田1−7−3
03-3294-0670
営業時間 14:50〜24:30 日曜定休

入浴料上がったなあ。前は420円だったのに、今は450円。東京マラソンの影響もあってか、近年皇居の周りを走るサラリーマンジョガーが急増しているらしい。こちらは神田の街中にある小さなの銭湯だが、高速をくぐればすぐお堀端に出られることもあってよく利用されているそうだ。脱衣所は確かに古めかしいつくりだったが、浴場はきれいにリニューアルされていたし、私たちが入ったときも、ジョギングの行き(帰り)らしい人をちらほら見かけた。ジョギング好景気というやつなのであるか。

手ぶらで来ても大丈夫。100円のおふろセットなんてもの売っています。タオルとボディーソープ&リンスインシャンプーつき。

一汗流しさっぱりして帰宅。

だらだらと歩きつつ、どーでもいい話をだらだらと垂れ流していた私たちは、すっかり満足して帰途についた。

「次こそ山へいこう〜」とネフェル(仮)ちゃんは鼻息荒いが、足弱な私はまだ心の準備ができてナイ。山なんで考えただけでめまいがしそうだ。

「わかった。次はもうすこしレベルを上げて、第二回お徒歩イベント『帰宅困難者予想訓練会』はどーよ?」

「ヒールはいて?」

「あたしゃ普段からスニーカーだよ」

「よし乗った!」

というわけで、次回は職場から我が家までンキロをスーツ姿で歩く羽目になりそうだ。頼むから、寒くならないうちに行こうな。