豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

2009年9月号月刊プリンセス連載分雑感

月刊 プリンセス 2009年 09月号 [雑誌]
【今月のねたばれ粗筋】
シバ王国を目指し紅海を南下中のエジプト船に対し、襲撃線せんと待ち受けるシバの女王。そんなこととは露知らぬメンフィスは、一日も早くシバ王国と約定を締結し帰国しなければと心焦る。その頃、メンフィスの帰りを待ちわびるキャロルの元に村人が押しかけ、ワニの大群に襲われ被害を受けたと救援要請が入り、イムホテップ宰相は兵士を派遣するよう指令する。
 ついに、シバの女王が待ち受ける海域にメンフィスの船が姿を現し、その華麗さに女王はじめ一同は驚嘆。しかし、エジプト王妃に愚弄されたインダスの太子の仇を打たんと燃える女王は一層の敵意を募らせ、幽霊船に偽装し接近せよと襲撃命令を下す。
メンフィスたちの前に、霧の中から突如現れた無人の船。驚く間もなく、女王の号令一下、襲撃が開始された。

続きは10月号にて。

【今月のお言葉】
仇討ぞ
エジプトのファラオをこのサメの棲む海域にたたき込み
サメに食わせてやる!

*1

【今月定点観測】
1.「海のエジプト展」にコラボ参加中
2. イラスト集第2弾情報 見当たらず
3. 雑感
毎号愛読している定点観測ポイント「おしゃべりタイム」が無い!と思ったら、どうも智栄子センセの左腕の故障の影響か減ページがあった模様。絵はそんなに影響ない程度だが(たまにシバの女王がブズル化する程度)御身お大事に。
イズミル王子が1ページも出ていないので、非常にガッカリ・・・・と、まるで熱烈ファンのようなことを言ってみるが、実際、婚約騒動の進展を楽しみにしているのだから仕方がない。とすると、この先、ヒッタイト婚約騒動編&ネバ虎視眈々エジプト編&シバの女王仇討ち編の3パーツを交合に見せる展開で進む可能性が高そうだが、イズミル王子が無事(?)結婚式挙げるまで一体何年かかるんだろう(たらり)今頃将軍になって権力を「身につけたい」とかパンツのような寝言をほざくネバもネバ

それにつけても、シバの女王サマの論法はわけわからないことだらけだよ。
 友好国インダスは滅びた
インダスの太子は民族を率いて森林深き未開の地へ去られた・・・
いたわしや若くりりしい太子よ
太子を愚弄した魔性の姫に惑わされて
妃にしているエジプトのファラオ
カリビル大臣!わたくしがインダス王国のシンドゥ太子の仇を討ちます

え〜、その復讐心って別キャラに言わせればこういう感じ?
(↓38巻あたりで想像してみる)

メンフィスが大怪我を負わされたと・・・
今はあの宮で昏々と眠っている
いたわしや雄雄しい愛しい弟よ
我が弟を襲撃せしはミノアの影の王子
王子の僕となり、王子をエーゲ海域を我が物顔に暴れ回らせているのはあのマカオーン!

アリ!わたくしがエジプト王メンフィスの仇を討ちます

っていうくらい、横な話だと思うのよねぇ(ところで、元気か?マカオーン)
まぁ、アイシスのメンフィスに対する愛情は、シバの女王の肩入れどころじゃないので、あまり上手な例えではないかなとも思うのだが、適当な例が思いつかなかったので。
よく考えてみると、あの王家ワールドで普通に相思相愛のカップルって、上は王様から下は奴隷までざっと考えてみてもメンフィス・キャロル以外存在しないってのが凄い(リード夫妻とか、故人を除くとあと残るのは、マリアとハッサンくらいか?アルゴンとジャマリはちょっとヒネリがありそうなので除外)どんだけ寡占市場なんだ。この潔い(?)割り切りこそ王家風味ということでしょーか。ていうか、公取呼べ!
唇噛み締めすぎて流血しながら象と共に去りぬ太子(いつの間にか顔がライアン兄風になっているのも気になる)、女王の追憶は限りなく可哀想モードに満ちている。私が仇を!と燃えてらっしゃるのを見るにつけ、よっぽど上手く泣きついたんだな太子と醒めてくる。
美女愛好家としてはシバの女王サマカッコいい!と燃えたいのは山々なのだが、動機がこうで、まして肩入れしているのがアレではなぁ、と色々サメの海に叩き込みたい衝動を抑えつつ待て次号。