豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 NYにもファントムが棲むとやら

朝、電話がなった。よりによって出勤前のバタバタしている時に。緊急だといけないので、いちおう出てみると、騒音の向こうから聞き覚えのある声がする。
「姉ちゃん、わたし〜〜!あのね、インターネットで調べてほしんだけど(以下略)」
お前か。てゆーか、お前は今NYにいるんじゃないのか?あたしを置いていきやがって……もうちょっと早く予定立てていたらあたしだって休暇のとりようがあったのにブツブツ。どうやら思い立ってミュージカルを観に劇場前まで来たらしいのだが、チケットブースが空いてないという。もしかして夜は休演なのかなぁ?だとぉ?
あのな。なぜに12時間時差があるところに住んでる私に尋ねる?そのへんの道行くひとに聞かんかい!アンタ一応英会話できるでしょ!?
NYの○○シアターの公式サイトを見てみると、文字だらけで(全部英語だ)タイムスケジュールがどこにあるかもわからない。
「あかんわ。2〜3分じゃわからんよ」
「わかった。そのへんのひとにもういっぺん聴くわ」
やっぱあんたと一緒に旅行しなくて正解だったかもしれんわ。
摩天楼の怪人 そうはいってもNYに行けなかったのは悔しいから、今夜はNYのとある高層マンションが舞台になっているこのミステリーの残りを読んでみるつもり。大女優を影で支え続けた謎の怪人が出てくる。思いっきりネタが「オペラ座の怪人」っぽいが、ラブロマンスではなく、半世紀前の殺人事件のトリック解読がメインのミステリーである。私はトリックがメインディッシュなミステリー小説は全然興味が持てない寂しい人間だが(読んでいるうちにたいてい眠くなるので)これもやや眠気を催す気配アリ。でも、セントラルパークの歴史の解説部分は面白く読んだ。あの公園の地下は巨大な岩盤でできているので、昔からあちこち掘られ、秘密の地下要塞があるっていうのは本当なのだろうか。

地下といえば、東京の地下の謎も最近注目されてるようだ。戦前から帝都東京の地下には実は沢山の地下鉄が走っていて、国家上層部が密かに使っていたんだぞというウソかホントかわからないような不思議な話を最近読んだ。あれ以来、丸の内線に乗るとなんだか緊張してしまう。

写真と地図で読む!帝都東京・地下の秘密―東京駅周辺の地下の謎に迫る!