豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 漢字って難しひ…

この日曜日に漢検(準1級)など初受験して、さっき自己採点してみたのだが、こりゃダメだ。二百点満点の八割が合格ラインらしいがどー考えても突破は無理であろう。思った以上に「読み」部門で落としてしまっている。最初に自信を持って解答できたのが「怨念(おんねん)」ってどーなんだワタシ。「書き」については、苦し紛れに当て字を精一杯書いてきたが標準解答を見直し、恥ずかしさのあまり顔から火が出そうだ。「はにわ(埴輪)」を「芭庭」と書いたのはあたしでーーーす!!恐ろしいことにそんな人間でも学生時代のバイトで、某大手模試の国語採点係をやっていたことがあったりするが、当時出てくる出てくる受験生の苦し紛れのキミョウキテレツな当て字の数々。採点者側としては笑うに笑えず、悠々と×をつけまくっていたのだが、皆なんとか捻り出そうと必死だったのだなと今頃シミジミしてしまった。それにしても、「老莱斑衣」「参差錯落」…んな四字熟語、勉強といったらほぼ三日漬けのワタシに判るわけがありません。社会人コースだろうと思って受験会場に行ったら、いるのは高校生〜大学生がほとんど、あとおじいさん。私自身は、先月になんとなく書店で漢検のポスターを見かけ、その日が締め切り日だったこともあり、最近パソコンでばかり書いてるせいか漢字忘れてるような気がして腕試しにいっちょやってみるか?と検定料五千円(も)払って挑んだのだが、明らかにベンキョー不足でしたナメてましたミノホド知らずでした。「漢検受けてきたョ」と友だちにしゃべったところ、どうも最近クイズ番組とかでも漢検○級レベル問題とか表示が出るとかで、一種の脳トレブームとしての漢検ブームなんじゃないの?と言っていた。なんと、ニンテンドーのDS漢検練習問題ソフトもあるそうだ。そういう彼女は学生時代に1級取ったらしいが、「全然役にたたないよ」とのこと。いいんです。自己満足だから。なんだかんだと言って、私は漢字が好きらしいの。汚辱とか命冥加とか狡猾とか小学生の時に書いて喜んでいたくらい。それと、最近私が凝っているのは、鉛筆をナイフで削ること。銀座で偶然見つけた小さな文房具屋さんで通称「肥後守」と呼ばれていた昔ながらの小刀(800円くらい)を買ったのだ。鉛筆削り機械のような綺麗な円錐形には程遠い出来だが、シュッシュっと削り屑を飛ばしながら形を整えていくとなんだか気分が落ち着いてくる。それに私は昔からuniの鉛筆の滑らかな書き味が好きでずっと愛用していたのだが、違うメーカーの鉛筆も削って使ってみると面白い。とりあえず無人島に持っていくものは、紙と鉛筆とナイフだな。