豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 映画「シュレック3」

Shrek the Third監督:クリス・ミラーほか
声の出演:マイク・マイヤーズ キャメロン・ディアス エディ・マーフィ 
アントニオ・バンデラス ほか
2007年アメリカ映画 上映時間1時間33分
原題:Shrek the Third⇒公式サイト

【鑑賞メモ】
「ドレミノフ(仮)さ〜ん、映画観に行きましょう!」と可愛いお嬢さんから(笑)誘われたワタシ。
「いいですねぇ。んじゃ『ダイハード』とか行きますか?」
「ハゲはイヤですッ!」
と即答あり、「シュレック」となりました次第。まーシュレックだってハゲてるんだがそれはどうなのという問いは措く。1と2をDVDで一気に見た私だが、子ども向けとは思えないブラックな笑いがちりばめられているとことにヤラれてしまった。んで3も面白かろーと思って期待してみる。
いきなり2と同じ幕開け(プリンス・チャーミングの颯爽としたシーン)キターーーと思ったら、直後にずっこけるオチが。それを見た隣のカップル(の男性のほう)が「うわ、カワイソーーー!」と感に堪えない、といった呟きを漏らすのを耳にしたワタシは笑いを堪えられなくなった。何を隠そう、ワタシはあのプリンス・チャーミングが大好きだ。声を担当している俳優がルパート・エヴァレットというのもあるが、チャーミングのあの押しの強そうなケツ顎、首を振ってサラサラ金髪を靡かせるウザい癖、主観と客観が著しくズレまくったあの性格がいい。つまり超のつくナルシストで、常に姑息で、賢いというより単に小ずるく、大のマザコン男、ついでに大根役者――とトホホ加減がたまらなく愛い奴な彼。ここまで徹底されると、逆に愛しくなってくる不思議。それに劇中でプリンスがちゃんとボロクソにブーイングを浴びるところも痛快だわ……ってそれが本当の愛といえるのかーーー!(byライアン・リード)
今回、シュレックがもうすぐパパになると聞かされ、オタオタして悪夢にうなされているところに笑っていいものか少々迷。ブラック白雪姫はかなり可笑しかったし、アーサーがいた寄宿舎がなんとなくどこかの魔法学校に似ていたのにも苦笑。面白そうなギャグは全部予告編で使われていてがっかりしたが、でもまぁ、めでたしめでたしで賑やかなおとぎばなしは終わり、隣の彼女と笑い転げて楽しい時間を過ごしたのだった。