祝:ウシ年
飾ってみたかったので。
The Oriental Institute of the University of Chicagoのペルシア室内。このウシ頭、すごく大きかった。台座部分だけで1.4mくらいあったんじゃなかったか(参照)
そういえば、そんなつもりもなく貼り付けたのだが、トップバナーも何気にウシだわね。
有翼人面牡牛というやつです。
ちなみに、アッシリアの幻獣には有翼人面獅子というのもいるらしい。
METのアッシリア室入り口の像はよく似ているが、実は対ではない。向かって左の像は獅子なのだそうだ。
脚をみれば、牛の蹄でないので判別できる。私はこの話を旅行後に本で読み、写真で確認して気がついたクチ。
ウシと古代オリエント繋がりの話題をもうひとつ、
年末にデパートに行ったときに、陶器売り場でこんなの見つけた。かの皇妃エリザベートも愛したという、ハンガリーの陶器メーカー「ヘレンド」で、干支シリーズというものが発売されているらしい。2008年のモチーフは3500年前のアナトリア、つまりヒッタイトのウシがモチーフ(元モデルはこのへんかしら)。
じゃあ、エジプトものもあるのかしらんと探したら、フクロウがあった。
⇒ヘレンド世界のフクロウシリーズ(古代エジプト版)頭にメネス頭巾被らせたりして、かな〜り、無理やり感漂っているが、縁起物だからありなのか?
ついでに、2007年古代バビロニアバージョンもある。
世界限定3000個らしいが、いったいどんな人が買うのだろう。