豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 手塚治虫展(特別展)

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2009/0418/200904.html

目当ては特別展の方だったわけだが、かなりの人手に仰天した。休日だったせいもあるが、小さい子連れの親子の姿が沢山目に付いたなあ。今の子が手塚マンガに触れるのって、どこなんだろう。アニメは最近やってないんじゃないか?両親の蔵書とか?私の友人は、年の離れたお兄さんが熱烈な手塚ファンで、膨大なマンガコレクションをしていたことから物心ついた頃にはすでに読んでいたそうだ。私は高校時代に「ブラックジャック」がクラスで大流行したときに読んだが、その他はあまり手を広げてこなかった。「アドルフに告ぐ」を読んでなんて怖ろしいマンガを描くひと!と思い、「火の鳥」は日本神話のあたりしか読んでいない。最近、行きつけの喫茶店で「ジャングル大帝」のラストを読んで、うるうるしたばかりの私は、まさにその原稿が展示されていたので感激してしまった。
その他、少年時代に手塚がスケッチした昆虫図、水彩画、自画像に始まり、ユーモア溢れる構想ノート、息子が撮影した8ミリフィルムのなかで家族と戯れる姿、絶筆となってしまった原稿など、貴重なものが沢山出ている。特にすごいな〜と思ったのは、手書きのメモ、というかスケッチ。さらさらっと描いて、直した跡がないのだ。コアなファンには物足りないかもしれないが、私程度の一般客には十分感銘を与える展示物だろう。
手塚治虫の享年60と知り、あまりに若いので驚いた。最期の言葉は「頼むから私に仕事をさせてくれ」というものだったという(合掌)

今秋、「鉄腕アトム」がハリウッドで3Dアニメ化されるらしい。
くりっとした目と髪型はやはりアトム。予告編を見ていたら、劇中通行人の中に手塚治虫っぽいおじさんが登場していた。オマージュなんだろう。


あとこれも好きだ〜すげ〜脱力。
リリーさんの「アトムくん」
http://mb.softbank.jp/mb/special/815T/fan/astroboy/index.html