豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 秋田ぶらりフォト集

まずは秋田市立赤レンガ郷土館(旧秋田銀行本店)
明治45年(1912年)に完成した建物で、国指定重要文化財なんだそうな。
クラシックな洋館好きとしては是非見ておきたいので、仕事が終わってからの秋田市内観光で真っ先に選んだ。

赤白ツートンカラーの外壁は、今見ても華麗。屋根の尖塔のような型はスコットランド風なんだとか。

天井装飾。バロック風?だったかしらん。この建物はバロックとルネッサンスの様式が混じっているらしい。
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2階から玄関を見下ろしたところ。ガランとしているが、カウンターの形が20年代映画に出てくるような銀行っぽい。客寄せの床タイルもビミョウなグレーで綺麗だった。
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頭取室(の暖炉)

2F貴賓室。壁紙がとにかく華麗なのだが、色合いといい、柄といい、絶妙な赤色で渋めなのは北国のお国柄だからだろうか。県庁所在地とはいえ静かな地方都市といった感じの秋田市だったが、そこは海に面しているから、昔は北前船の寄港地として賑わったんだろうと思う。

貴賓室の暖炉の床タイル。市松模様の色合いが、可愛ゆい。

さて翌日昼前に、駅前の市場へ出かける。きっと美味しいものがあるはず♪


中はこんな感じに、ずらっと鮮魚や青物店がひしめいている。



見たことのない山菜が沢山。あいこって・・・?

細くて小さな竹の子。食べたことない。

生のホッケがあるんだぁ、と感激。海が近いので魚が新鮮で美味しそうだ。

和菓子屋さんもある。お祝い用のお菓子かなぁ、昔はこういう鯛の姿のお菓子を結婚式の引き出物でよく食べたわと覗き込んでいると、ご店主がこれは秋田にしかないお菓子よという。雲平鯛というらしい。試しに一個買ってみた。なるほど、外の皮がお餅なのだね(中はつぶあん)。これは美味しい。

お昼は、市場内にある食堂でシーフードカレーを食べた。すんごく濃厚な旨みがするカレーで、めちゃめちゃ美味しい。隣の回転すし屋とどっちにしようか迷ったが、カレーにしといて正解。

結局、この市場でどさっと土産を買った。クール便にすれば明日には都内に届くんですもの。
はたはた(三五八漬?)、姫竹ひと籠、下ごしらえした蕗をビニール一杯、秋田銘菓もろこし3袋、日高昆布、切干昆布等乾物3袋、明太子切れ端お買い得品、タコの足、すごく立派なアスパラ。


稲庭うどんも勿論食べた。駅前西武の地下にあるお店(参照)がおいしいよと上司の推薦を受けたので(笑)
一人前?とかいう質問が出たが、もちろん2人前。比内鶏丼と天ぷらは分けあって食べたんですとも。
讃岐うどん系で育った私は、コシのないうどんを敬遠していたのだが、稲庭うどんは違ったおいしさがある。稲庭うどんは、つゆにつけて食べるタイプと、かけうどんと、つめたいお出汁でいただくのと3種食べたが、冷たいのが一番美味しかったように思う。つゆが、関東風のだだ甘辛い味あの味じゃなく、お出汁の味がしっかり効いているのだ。美味しかった。

お恥ずかしい話だが、出張にかこつけて今回の旅には母を同伴したのである。上司からも内々に許可をもらい、ドクターのOKも出たので、十数年ぶりに母と旅行したことになる。といっても、この前は祖母がいたから、母と二人きりの旅行は初めてなのだ。母も秋田は初めてだったので、まぁ、観光というほどの観光もしなかったが、温泉につかって体調がよいと喜んでもらえたのでよいのかなあと思う。旅行後、検査数値も良くなっていたし、なかなか増えなかった体重も急に増加したし(そりゃあれだけ食べれば!!)抗がん剤治療の先は長いので、このくらいの楽しみはあっていいだろう。

それにつけても定額給付金の振込みはまだかのぅ・・・・(ぼそり)


番外、角館編。
西宮家内で売られていた地元のお漬物。いろいろ試食させてもらった。
いぶりがっこ(外側を燻したたくあん)がやっぱり美味しい。

こういう花の模様に巻いた太巻きを市場でも見たなあ。うちの地元の太巻きはこういう手の込んだものではないので、へぇ〜と母と二人で感心しきり。