母なる証明

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前評判に違わず面白かった…が、正直、クレジットまで観終わってどっと疲れた。
ハリウッドものか、じゃなきゃ邦画でもいい、ノー天気なやつを1本観て帰らなきゃと気が急くらいに、なんだか観てはいけないものを観たような。おそらく、私の中にはああした母の部分が育っておらず、母の娘の部分が拒否するんだろう。あの母と息子のどこかインモラルな濃密さとか。
そのせいか、超然としたところのある、主人公の青年（ウォンビン）の遊び仲間を演じた俳優さん（チン・グ）のほうが印象に残った。