豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

2010年1月号月刊プリンセス連載分雑感

月刊 プリンセス 2010年 01月号 [雑誌]
【今月のネタバレあらすじ】
海賊に偽装したシバの女王の策謀により、サメの海に誘き寄せられ、戦闘中に海中に転落したメンフィス。危機一髪のところで、襲い掛かるサメの大群から逃れる。戦闘の最中、海賊たちが明らかにエジプト王である自分を狙っていたことに気づいたメンフィスは、自分を招いたシバの女王の真意を質さんと激怒する。
その頃、当の女王は王城に帰還し、エジプト王を首尾よくサメの海に葬り、シンドゥ太子の仇を討ったと上機嫌。王亡きあとの混乱に乗じて、エジプトも手に入れようと野心を膨らませていた。
一方、エジプトでは、夫の留守を預かる王妃キャロルは国政報告や、祭司の準備にと忙しいが、時には収穫物を持って訪れる子どもたちと心和むふれあいのひとときもあり、夫の帰りを楽しみに過ごしている。そんなとき、キャロルは、過日、鰐の被害があった村の視察に出向くことを決めるが、またもやネバメンが同行を申し出てきて・・・・


【今月のお言葉】
まことに
こんなところでファラオに大事あっては生きてはおれぬ
神に感謝を・・・
*1

【定点観測録】

一部ケガ人あり、被害者ゼロ。

公式発表によれば今回のサメ襲撃騒動におけるエジプト軍の被害者数上記の通り。
せっかくの渾身の大すぺくたくるしーん14P(@全てサメは右からやってくる)に敬意を表して、ファラオや将軍のとはいわないから、せめてモブの腕か脚の一本ぐらいくれてやれば・・・などとちらと考えてしまう私は愛の光とやらから遠く友愛精神にも欠ける輩。
なにしろ、海賊作戦成功大宴会中のシバの女王の酒気帯び満足顔を見ていると、気の毒になってくるんだ。女王の望むシンドゥ太子の仇討ち完遂どころか、嫁への土産で頭が一杯のファラオに気づかれるくらいお粗末な作戦で益々自分の首絞めてるわけで。ツメが甘いくせに、我が策謀の素晴らすぃさに酔えるのが王家悪役デフォルトとはいえ、あそこは
一寸刻みでフカの餌
*2
くらいしてくれなきゃ。
女王陛下には気の毒だが、結局今回のお粗末作戦の成果として、純粋に友好を求めてきたエジプト王の怒りと不信を買っちゃったわけで、次回対面した際に、女王がどの面下げてどんな言い訳するのか楽しみといえば楽しみである。この先、女王がメンフィスの外見に迷わされずにきっちりシンドゥ太子の敵討ちに邁進できるキャラだったらいいのになぁ。
といっても、私は別にメンフィスに死んで欲しいわけじゃなく、死ぬ目に合って欲しいだけなのだが。
嫁の語る「女王の君臨する幸福のアラビア」話に乗せられて紅海まで来ちゃった緊張感乏しいファラオには、せめて毎号(遅まきながら)海賊の正体を見破るファラオ、レベルのフォローはあってもよい。さあ、サメの次は何?モンスーンでも来るの?浅瀬で座礁?間違ってアビシニア(マシャリキさんの国)に漂着して捕虜?
サメに襲われずとも、あのままでは香料&土産買い付けツアー隊長くらいにしかみえなくってよ。

*1:命がいくつあってもたりない@ミヌーエ将軍

*2:>(例:フロンテーラの黒姫ことソラヤさま流)