豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 あけましておめでとう


久しぶりに読み返してみると、去年も一昨年も私は随分気負った抱負を書いていた。

でも、今年は不思議とそういう気分になれないのはなぜだろう。
もっとしっかりとした年間目標か勉強計画でも立てて、着実にステップアップしなければならない、
もっと人と交流し、ある程度自分をさらけ出していったほうが先々よいというのはわかっている。
一方で、人間は所詮その時その時を生きていくしかなく、万事なるようになるのだと考えている自分もいたりして。 
自分でもふわふわとつかみどころがない気持ち。
己を奮い立たせる虚しい決意を書くよりは、昨日、偶然広げた本に書かれていた美しい祈りの言葉でも唱えたほうがしっくりくる。



おお、グレートスピリットよ、私は嵐の中にあなたの声を聞きます。
あなたの息吹は、万物に命を授けています。
どうか私の言葉を、お聞き届けください。
あなたが生んだたくさんの子供の一人として、
私はあなたに心を向けているのです。
私はこんなに弱く、そして小さい。
私にはあなたの知恵と力が必要です。
どうか私が、美しいものの中を歩んでいけますように。
赤と緋に燃える夕日の光を、いつまでも目にすることができますように。
あなたが創り出したものを、私の手が丁寧に扱うことができますように。
いつもあなたの声を聴き取っていられるよう、
私の耳を研ぎ澄ませていてください。
あなたが、私たち人間に教え諭したことのすべてと、
一枚一枚の木の葉や一つ一つの岩に隠していった教えのすべてを
私が間違いなく理解できますよう、私を賢くしてください。
私に知恵と力をお授けください。
仲間に秀でるためではなく、人間にとっての最大の敵を
わが手で打ち倒すために。
汚れない手とまっすぐな眼差しをもって、
あなたの前に立つことができますように。
その時こそ、私の命が夕焼けのように地上より消え去っていくときにも、
わが魂はあなたのもとに堂々と立ち返ってゆけるでしょう。

健闘を祈る。