豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

今頃ですが アバター

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基本、おひとりさま鑑賞推進党員のワタシであるが、先週は翌日が祝日、しかも珍しく残業もなかったので同僚Yさんを誘い水曜(レディースデー)レイトショーに駆け込んだ。
実はつい日曜日に観たばかりなのに、またパンドラエアラインを利用してるって大丈夫か自分。まぁ、いまのところフライト回数は片手の指には収まっているが、姉ちゃんアホちゃうかと妹に呆れられても仕方あるまい(だって3日間限定大スクリーンで上映だっていうんだもん…)。

上映終了後、Yさんは苦笑いして一言
「酔った」
と呟いた。

そういえば、けっこう高い場所から見下ろしたり、飛び降りたりするシーンが頻出するから、高所恐怖症の気のある人には、ちと厳しいかもしれない。
Yさんもこれは面白かったね〜と喜んでくれたが、彼女は複数猫飼いさんなので劇中で色んな動物(やナヴィ族)が無残に死んでいくのを、身をよじって悲しがっていた。エイワの力で皆生き返らせてくれたらいいのにと大真面目に言うのである。
私はなんて優しいひとなんだ!と感動するが、振り返って一瞬でもそういうことは考えなかった自分に軽く眩暈を覚えたりもする。

彼女曰く
ラストサムライ」とか「ナウシカ」とか思い出した。お話は王道だけど、すごく面白くて全然退屈しなかった。。最初、青い人を見たときは、いかにもCGだなぁと思ったんだけど、あっという間に忘れちゃったわ。etc.

終映後のロビーで、すっかり冷えたお茶を啜りながら、やっぱ復讐ものは燃えるのですよね!あそこは、絶対に○○が奴をぶち○○○さねばならぬのですよ!とかあーだこーだと直後感想を語り合えるのも、考えてみれば久しぶりの体験だ。

「それにしても鳥さんかわいそうだわ…」
「一生の絆とか言ってたのに、一生懸命探しに来てくれたのに、アレって乗り捨てよね!」
「乗り捨て(笑)」
「いやきっと「アバター2」に出てくるんですよ。」
「続編あるんでしょうかね〜」
「あるっぽい終わり方でしたが…次回スカイピープルが大挙して押し寄せてくるとかなのかしら?」
「それって「スカイピープルの逆襲」になっちゃいますが(笑)」
「そう、遠い遠い銀河系の彼方で…」
すたあうぉーずかーーーーーーー!!



私は、この映画を何度見ても好きなシーンが二つある。
それは、ジェイクが初めてアバターにリンクして、自由な体を手に入れ、畑の中を飛ぶように駆けて行くところ。
そして、初めて自分の竜を手に入れて、ナヴィ族たちと一緒に空を飛ぶところ。


ストーリーは、1人の若者が異文明と出合い、現地の娘と恋に落ち、己の中を旅して成長を遂げる話であり、由緒正しきビルドゥングスロマンなところが私的ツボなのはわかっているが、それをさておいても、上記2つのシーンがとても好きだ。何とも言えずふわりと心が広がってゆき、この重たい重力を一瞬忘れられるような気がするんだ。
音楽も好き。今年のオスカーにもこのスコアがノミネートされていた。期待大!


そんなわけで、同じくAVATARハマり中の
id:nru2007さんへ
映画を観ている最中もNさんの絵を思い出し、よしそこだ、すとーっぷーーーー!とか握り拳っている私よりトラバ。