豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 再会ランチ

男性に花を捧げてもらうというのは、気分のいいものですわね。
たとえそれが8歳児だろうと、女冥利に尽きるわ。
ついでに、目を合わせて挨拶すると、ぽっと頬を赤らめてもじもじする男性というのもいいものですわね。
ただし4歳児限定で。

友人Aと長男君・次男君、友人Bを交えて週末にランチを共にした。
予想通り、そりゃあもう興奮した男児二人のおしゃべりの相手をしながらピザを平らげ、デザートを掠め取り、しっちゃかめっちゃかのランチタイムになり、大人の話は殆どできなかったが、私は意外と楽しかった。
二人とも素直な子たちだったこともあり、終始ご機嫌で相手をしやすかったこともある。あんなにおしゃべりだった長男君が、すっかりお兄さん風のクールな喋り方になっていたが、自分が好きなものの話題になると、そりゃもうしゃべるしゃべる。ついにはお土産の包装紙でバラを折ってくれたり。
「わたしを覚えている?」と長男君に最初に挨拶したところ、
「うん。帽子かぶってたdreamynov(仮)さん!今日も帽子だね〜」とニコニコしながら答えてくれた。こーのーちっちゃな女タラシめ!
電車好きな次男君は初めて見る山手線に有頂天で、地下鉄では窓にかじりついて外を見ていた(真っ暗なんだけど)。「せんろー」と、指差して振り返りざま、へろっと笑われたあたしはもうヘナヘナになってしまう。

会う前は久しぶりすぎて色々気を回しすぎた感があるが、実際会ってみると、Aともすっと普通に話が出来た。すっかり逞しいお母さんになっていたが、でもやっぱり律儀なAはAのままだった。
私はネットの向こうでもやもやするくらいなら、直接本人にあって確かめたい人間なので、今回変な風に逃げずに、会いに行ってみて本当によかったと思う。
ペコンと揃ってお辞儀する長男君、次男君の姿にうるうるしながら、また会おうねと手を振って東京駅で別れた。いい一日だった。