豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 思いを込めて、まず告げて

何やらドジ様の作品のどこかにあったフレーズのようだが、一晩考え、他の友人にも相談して、Aにメールしてみた。
優先順位を決めて欲しいと。

すぐ返事が来て、ひとまずクールダウンして再検討してくれる方向に進みそうな文面だったので、胸をなで下ろしているところである。

「人にも迷惑をかけられない。
 子育て中はその点が一番辛い。」

Aがさらっと書いたこの言葉が、ちょっと胸に染みた。
お気楽身分の私には、Aのやるせなさを、頭でわかっても、骨身では実感できない。
人に迷惑をかけてはいけない、という枷がいかほど強固か。
それがAのような一生懸命な母親たちをどれほど縛り、立ち竦ませているかを。

返信メールの文章がAにしては少し硬かったので、私の不躾な意見にひょっとしたらショックを受けているのかもしれないが、これで嫌われるなら仕方ないな〜とも思っている。
でも、私はこんなことで自分からAと距離を置きたくはない。
何も友人だからとべったりつきあう必要はないし、人生の一局面においてお互い様ってことはあるはず、道はいつかまた交わることもあると私は信じている。
再会の場が、にぎやかなランチになるにせよ、まぁそれも楽しい時間だろう。