豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

2013年7月号月刊プリンセス連載分 雑感

月刊 プリンセス 2013年 07月号 [雑誌]
王家のタイトルロゴってこんなでしたっけ

【今月のネタバレあらすじ】
遠征先のアトバラでメンフィス王一行が消息を絶ったとの衝撃的な知らせにより、エジプト王宮は大混乱となる。直ちに宰相の命によりウナスを隊長とする捜索隊が派遣されるが、はかばかしい知らせはない。不安と心配のため体調を崩した王妃キャロルを他所に、王弟になりすましたネバメンは内心メンフィスの死を願いつつ、義理の姉を気遣う優しい王弟として振る舞い、王宮内での人望を得ていく。ただ、キャロルだけが、どうしてもネバメンに対する不信感を拭えずにいた。
一方、妹タミュリスの恋仇とキャロルの命を狙ってエジプトに潜入中のトラキア王子シタルケスは、新都工事現場で怪我を負い、メニ医師の診療所で身分を隠して療養していたが、ある日そこへ父王の使者がやってくる。目的の早期実行と帰国を促す父王の言葉に焦るシタルケスだったが・・・・・

以下8月号に続く。

【今月のお言葉】
ステキ☆彡な王子様2連発
「メンフィスよ お前の・・・ものは全部・・・・・・弟君のこの俺が奪ってやるぜ。帰ってくるな!メンフィス 帰ってくるな」
(中略)
「おおおカプター大神官どの (ふーーーっ あやうくひとり言を聞かれるところだった、あぶねえあぶねえ)」

弟君ネバメン
「わたしは わたしは足を怪我をしたのだ。いま治療している!それに厳しい警備の王宮への侵入路をさぐっている」
シタルケス王子@遅い、とパパに怒られて

【雑感】
王家の紋章58巻が6/14に発売。
王家の紋章 58 (プリンセスコミックス)

来月号のふろくに「メンフィス見つめてぬぐい」(描き下ろし)がつくらしい(ドキドキ)。


台北市内で書店をぶらついていたとき、日本のコミックスの棚を探してみたのだが、王家の台湾版は未だ発売されていないようだった。(ついでにBL物も日本と同じように売られていてびっくりした)
今週末は家人が熱を出して寝込んだ隙に、久しぶりに姫誌雑感をまとめてみた(鬼)
ネタばれあらすじは2012年10月号、2014年3月号と4月号の計3回分飛ばしているが、さほど進展はない模様。
ウナスはいまだナイル川の奥地でメンフィスを捜索中だが密林に阻まれ手掛かりなし。今回イズミル王子のもとにもルカのハト便でメンフィス行方不明の知らせがもたらされたが、王子は体調不良で続報を待つしかない身。メンフィスを案じる気持ちに引き裂かれながら王妃の責務を果たそうとするキャロルは、熱を出したり倒れたりしながらもなんとか頑張っている。
いつものとりとめなく騒がしい細川節ながら、このところの展開からは不安におののくキャロルを取り巻く緊迫した気配が感じられて、何か起こるかも~?と引っ張る流れになってきたなあと思う。
ナナメ読者としては、でろでろに甘やかされていたキャロルが、窮地に陥り、自らをしっかりしなきゃと叱咤しながら頑張っている姿を見るのは悪い気はしない。というか、好みな流れだ。
しかし、念入りに小物に描かれる敵役がトホホなのはどうしようもない。
カプターに独り言聞かれてあわてふためいているネバ。キャロルを抱き上げるほど接近したせいか、胸がもやもやするだの抱きしめてめちゃくちゃにしてやりたいなど言い出すネバ。かねてから、こいつバカでしょ小物でしょ的扱いだったが、今回ペルトに「西の砂漠の牢獄で死刑囚になるまでいろんな女と遊んだがあんなチビは初めて」と言うシーンとか、色目を使ってすりよるメクメク(お久しぶり)に、「イイ女だ、王になればよりどりみどり」とか言い出して鼻の下伸ばしているシーンを見るだに、こいつキモい奴的お墨付きまで得たのだな~と哀れになってしまった。
そして、期待の星(違う)シタルケス殿にも軽く失望。父王の叱責にお前は中2か!と言いたくなるよな駄々をこねるな!
でも、まぁそんな二人ががりで、この先キャロルを悩ませてくれればいいのですわ。
そんで、ここぞというシーンでメンフィスが登場してthe end。しかし何年先になることか。