豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

2014年10月号月刊プリンセス連載分雑感

■今月のネタバレあらすじ
古代アトバラの奥地で行方を絶ったメンフィスたちの身を案じ、キャロルは不安な日々を過ごしていた。ミノア王より火の島の海が荒れているため一度お会いしたいとの書状が届くが、噴火が気になりながらもキャロルはエジプトからは動けないでいる。
いつしか近隣諸国にもエジプト王不在の噂は広まり、宰相イムホテップが改めて国境警備の強化を命じるなか、メンフィス王が何者かに謀られ滝に落とされ、後を追って滝に入ったウナスたちも未だ戻らずという報告がもたらされ、王宮は騒然となる。知らせを聞いたキャロルは激しく動揺しながらもメンフィスはきっと生きていると告げ、イムホテップにそれまでエジプトを守って欲しいと頼むのだった。
一方、メンフィスを捕えたヌビアのタヌト妃の密使は、月に一度のナイルの王妃と民との面会日に乗じて王宮に入り込み、手紙を渡す機会を伺っていた。
続きは2か月後の、1月特大号にて。


■今月のお言葉
「姫さまにお会いできるぞ」
「俺が作った白菜だ 見事だろ」
「おらぁデッケえ人参だぞ」
「あたしはお庭のプラムよ」
*1

■雑感
宝塚歌劇舞台化を記念して、表紙に伯爵令嬢(コリンヌ)登場。すごく懐かしい!
主演の雪組新トップコンビのグラビア付き。さらに別冊付録で伯爵令嬢1巻の抜粋(乙女チックジュテーム☆ナビ)もあり。
来月は休載だが、歌劇のスペシャルインタビューと、チケットホルダーが付録でつくらしい。

「伯爵令嬢」の制作発表記者会見も見てみたところ、智栄子&芙~みん両先生も出席されていた模様(参考)。
智栄子センセ曰く「私たちは少女の皆さんに、夢や愛や憧れ、優しい心に溢れた物語をお届けしたいと生涯をかけて参りました」
はい、毎度(いろんな意味で)楽しませていただいております。
お元気そうで何よりです。
コリンヌのピンクのドレス、漫画から抜け出たようでキュンキュンする可愛らしさ。小道具のカメラもちゃんと持っていて、舞台が楽しみ(チケットは獲ったワ!リアルジュテームに七転八倒中…観劇中正気でいられるかしらワタシ)。



さて本編。
エジプト王宮に王が「二度と帰ってきた者はいない」とかいう滝に落ちて行方不明であることが知らされる。メンフィスは生きていると信じるキャロルの嘆願を受け、宰相イムホテップより「全兵力をあげて大密林地帯の激流の地を広く大捜索を開始せよ。援軍を向かわせる」と檄が飛ぶ。
王の不在の噂が諸外国にこれ以上広がる前に、守りを固めねば…と顔に縦線宰相には気の毒だが、たぶんキャロルは遠からずさらわれると思われる(様式美だから)
今月号でまたハサン&カレブコンビと、アマゾネスのヒューリア王女まで登場しテーベに近づいているのを見ると、ますますそんな気がする。また前回のようなザルプワ潜入→ナパタイ人→ハサン→イズミル王子→ジダンタシュ→・・・・的バケツリレー救出編にならないことを祈りたい。



ところで、皆が血眼で探しているメンフィスたちはいまどこにいるのか。

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タヌト妃がキャロルにファラオを助けたければ一人で来い」と使者を出しているが、
そもそもテーベから何日かかるんだろう???陸路?海路??(テーベ⇔タナ湖って、直線距離でも約1600キロあるらしいんすけど…)
メンフィスがシバの女王の国に向かって以降、作中でも説明地図が全く登場しないので、さっぱりピンとこないのであった。
ということで、なんちゃって地図をねつ造してみた。


どこにいるの~メンフィス~

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【メンフィス王の旅程表(予定)】

  • テーベの都→クセイルから紅海を南下してシバの女王の国へ。
  • シバの女王国からの帰路、紅海側の港から陸路→川を遡上→アトバラの奥地に住む大商人ゲブレの屋敷へ。
  • ゲブレの屋敷で見た周囲の景色の説明「眼下にひろがるは大密林地帯です 左方はアビシニア王国 そして向かいに遠くかすむ地は広大なる沼地スッド地帯 入ったものは迷い込み 二度と帰ってはまいれません」

  • ゲブレの屋敷からの帰路アトバラ川の支流を下っている際、マシャリキの手下に誘導され暗黒の滝へ落とされる。
  • マシャリキ(青の王子)は青い流れ(青ナイル)の周辺を支配するアビシニア国の王子様。現在隣国の白い流れ(白ナイル)の国と、国境地帯で戦闘中。
  • ファラオ一行、地下を彷徨いながらも辛くも暗黒の滝から脱出。
  • 地上に出たところ、タヌト妃一味により岩窟の廃神殿に閉じ込められる。←イマココ!
  • おまけのキャロル解説「21世紀では文明が進んでもう密林は少ししか存在しない でもいまは古代の歴史のなかよ 古代アトバラの奥地はきっと鬱蒼たる大密林地帯のはず… 毎年エジプトに恵みをもたらす母なるナイルの氾濫は白いナイルと青いナイル  古代アトバラの奥 密林深きタナ湖からの激流あふれる青いナイル メンフィスたちは青いナイルの流れる大密林のなかで迷っているはず―――」


手がかりは作中説明セリフしかない。暗黒の滝だの、魔の流れだのファンタスティックな仕掛けも多い。現代と古代では環境もだいぶ違うはず…ということでこれはあくまでネタ。
2か月後の再開を待つか。

*1:貢物抱えて並ぶ皆さん。白菜って…人参って…そのうちトマトも?