豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

2015年6月号 月刊プリンセス連載分雑感

プリンセス 2015年 06 月号 [雑誌]

プリンセス 2015年 06 月号 [雑誌]

【今月ネタバレあらすじ】
メンフィスを捕えたヌビアのタヌト妃の求めに応じ、キャロルは侍女テティを伴い、ヌビア兵メロイとともに密かに王都テーベを出発した。
一方、ヌビアの奥地の廃神殿に閉じ込められたメンフィスはタヌト妃の企みを知り、キャロルが必ず来るとの確信のあまり激しく動揺する。タヌト妃のもとにはヌビアの各部族から続々と兵士が集まりつつあり、エジプトを揺るがす日も間近と意気軒高。
キャロルを連れてヌビアを目指すメロイ達は、人家を避け砂漠の道を進むが、食糧と水が不足し途方に暮れる。しかし道に迷ったという旅商人に偶然出会い、道案内をする代わりに水と食料を分けてもらうことができた。キャロルは暑さと疲労に苦しみながらも、再びメロイ達とヌビアを目指す。
以下、7月号に続く。

【今月のお言葉】
「おい しまったーっ あの二頭の馬には水を積んでいたんだぞ」
「おい もう食糧もないんだぜ」
「乗る馬が二頭もなくなって どーしてタヌト妃さまのところへ帰れるんだーっ」
*1


【雑感】
胸の前にはずっしり重たい赤ん坊を抱え、右肩にはオムツ入りデカバック、左手にはスーパーの袋(キャベツ入り)。
そんな格好で、ある日ふらふらと書店に寄ってしまい、また重い雑誌を買う・・・・・おや今月は無事に載っているらしい・・・表紙だけじゃないよな・・・おお・・・まだ続きが気になるとは・・・なんと(王家に)呪われし我が身よ!!
我が家にも乳母が欲しい~!アリを呼べーーー!!ナフテラはおらぬかーーーー!!

そんなわけで、雑感です。

キャロルたちは陸路からヌビア入りするようです。当初の計画通りにしては、人目を避けるため村には寄れず、早々に食糧と水が尽きたと騒ぎ出すマヌケすぎる敵役ヌビア兵がいつもの細川風味。
そしてまだまだ結果も出ていないのに、早くも酒宴で盛り上がるタヌト妃(とその子分ズ)も、どっかでみたよーなキャラ。
ああ、ナイルの姫様の前に立ち塞がる敵役はそろいもそろって美少年好きでサディストで大酒飲みの詰めが甘い王家クオリティがここにもまた出現してるんだなああああ。見飽きた。
ヒッタイトのウリア伯母上も再登場したものの全くの肩透かしだったし、息子はアレだし、甥王子は生きてるし(いや別にいいけど)。シバの女王も美青年好きの我が儘女キャラでしかなかったし。
ヌビア勢がエジプトを伺うというシチュエーションはかなり興味があるものの、タヌト妃一味の下に馳せ参じるヌビアの各部族が多ければ多いほどメンフィス(とエジプト側の)の無能っぷりがさらけ出されるんじゃないかしらん、などと思ったり。いや真実無能なのでは。
タヌト妃一味は、ヌビア圏よりもっと奥地にいるんじゃないかと思えるのですが、依然として地図も解説もないため、もやもやは解消されぬままです。hillofbeans.hatenablog.com

このところ意外にスピーディーな進行なので、タヌト妃一味の巣窟が砂漠だろうが密林地帯だろうが、再来月あたりにはヌビアに着いてしまいそうな勢いですな。

そして、今月登場した、旅商人のくせに「道に迷った」という謎の老人(なのか?目しか見えないキャラ)の正体で引っ張るのは無理がありあり。お懐かしいシュワーム様か全くの新人でどうだ!

そういえば、例の60巻記念限定版ドラマCDの締切が間近ですね(5月28日)。
ギリギリまで悩むワタシ。
先日アニメのアルスラーン戦記を見ていて、ヒルメス銀仮面卿がファラオの人だなあと気づいたのですが、だからどうというわけでもなく。
ああ、この原作もまだ完結してないのだった。。。王太子殿下に何事かあらば血相変える黒騎士殿が好きだったなぁと懐かしく見ています。
(私が持っていたのは旧版でした)

*1:あわてふためくヌビア兵