豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 雑談

ネタバレ書く書くといいながら、ズルズルと先延ばしして申し訳ない。
最近、このブログの来訪者のなかに「オーストリイ」で検索されたらしき方がちらほら散見される。なんでだ??と訝しくおもっていたら、こんなニュースが出ていたらしい。

オーストリーと呼んで オーストリア大使「オーストラリアと混同」
 「定着していない」…戸惑う外務省


 「オーストリアではなくオーストリーと呼んでください」。欧州の伝統国オーストリアの駐日大使館が「日本語表音表記の変更」を発表した。豪州のオーストラリアとの混同を避けるというのが理由だが、外務省も「まだ定着していない」としており、あまりに唐突な発表に戸惑いの声が上がっている。(大野正利)

詳しいニュース⇒こちら

  • 駐日オーストリア大使館ホームページの声明文⇒こちら

言うまでもないことだが「愛の泉」(細川知栄子)に出てくる「オーストリイ王国」というのは、あくまで架空の国である。立憲君主制で、山に囲まれ海にも面しているという設定のヨーロッパの小国。スイスとイタリアを足して二で割ったような感じだろうか。作者はあくまでヨーロッパっぽい国をイメージしてつけたのだろうが、三十数年後にこんな騒ぎが持ち上がるとは。
ついでに、最近「女性自身」インタビュー関連で当ブログが検索されたらしく、いきなりアクセス数が増えて仰天してたりする。まぁ、私はずっとこんな調子で王家ネタを書いてきたので、今までどおりやるつもりだけども。あのインタビューの破壊力はけっこうなものがあったので、今改めてこの「愛の泉」の出だしとヒロインの家族環境を読み返すと、なんだかもにょもにょしちゃう。だいたい何でズブの高校生がいきなりイタリアに行って、現地の人とツーカーで会話ができるのだろうか……。それに、通りすがりの男をボーイフレンドに仕立てて、いじめっこをやりすごすヒロインって、「シンデレラの森」ネタね(初出は「愛の泉」が先)。泉の女神が結ぶ赤い糸ってのも、ナイルの女神の娘神話に繋がるのかシラ??何しろ、古代エジプト神話に出てくるナイルの河神ハピは女神ではない。両性具有で、外見は三段腹オヤジである。メンフィスが「おお女神ハピよ」どうたらこーたらシーンのバックに描かれる美女神とは似ても似つかない。しかし、少女マンガとはそーいうものなのだろう。