豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 あの続きは……

プリ誌王家雑感読み返すと何をそこまで吼えてるワケ?と、おのれの悲壮っぷりに失笑してしまう。マジでアホだ。このブログに書くプリ誌感想というのは、大抵が連載読了後三分くらい机に突っ伏してフリーズしたあと、憤然とパソコンを開けて書き上げてしまった代物だったりするので、余計にキツい。第一印象を書き残すのが目的、ていうか、んなもの公開するあたしゃはマゾか。

それはさておきこのあいだ、マンガ好きの人と雑談しているときに、ジャンプ系のマンガで「完全版」と言うのがけっこう出ているらしいという話を聞いた。連載当時のカラー扉とかを再現してあって、版も大きく、紙も普通のマンガ本よりはいいやつを使っていて、一冊九百八十円くらいするそうな。流行の先鞭をつけたのは「ドラゴンボール」だったそうである。

「おお!そうですよねぇ、わたしももういっぺん『ドラゴンボール』読みたい」
「でしょう?そういう大人がよく買ってるみたいですよ。内容もいいし、あれは買いですね」
といって、いま完全版が出てる作品を羅列してもらうと、ざっとこれらがあがった。
ドラゴンボール 完全版 (1)   ジャンプコミックスSlam dunk―完全版 (#1)
るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 (01)幽☆遊☆白書―完全版 (1)ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版(1)



「あと完全版が出そうなのは『ダイの大冒険』あたりですかね」
「う〜ん?ちょっとまって、『キン肉マン』は出てないんですか?あれ人気あったでしょう?」
「あれは、完全版で出すには絵がチョット……(笑)」
「え?そういうもんなの??」
アニメ放映当時「キン肉マン」は私の周囲ではムチャクチャ人気あったので、それは意外な評価である。旧友のRちゃんなんか、ウォーズマンにいかれてたよ。
「じゃあ、dreamynov(仮)さんはあと何が読みたいですか?」
そう訊かれて、わたしは考え込んだ。
「わかりました!わたし『ジャングルの王者ターちゃん』が読みたいです!!」


笑われたけど。
もっとも、私がジャンプを読んでいた時期はごくごく短いのだが(スラダン連載を読みたかったらしい家族の誰かが買っていた)、唐突に当時の自分が「ターちゃん」を一番楽しみにしてたのを思い出したんである。凛々しいキメ顔と繰り出される下ネタのギャップに、うら若かった私は激しくシビれていた。今頃そのことを思い出した自分に驚いたが。無事完結してるみたいなんで、そのうち漫画喫茶かレンタルででも捜してみたいな。アニメもあったっけな。ターちゃんの声は岸谷五郎だったっけ。

〈ANIMEX1200 Special〉(11)ジャングルの王者ターちゃん オリジナル・サウンドトラック

そんなわけで、自分でもなぜ「王家の紋章」を読み続けているのか理解不能ぢゃ。
(懸賞まで応募してる始末だしな。フッ。これはパズルクイズでもらったソーイングセット)