豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 第64回ゴールデングローブ賞授賞式を見る

きのうNHK-BS2で1月15日(日本時間では16日)に行われた第64回ゴールデングローブ賞授賞式の録画放送があった。去年初めて観て、面白かったので今年も楽しみに待っていたのだ。普段映画館か雑誌の写真でしか見ないスターが沢山出ている。昨夜の私は最初から最後までテレビの前に陣取り、皆カメラ目線でこっちを見るもんだから私もキャーキャーとテレビに向かって手を振り&奇声を上げながら観ていたら、すっかり肩が凝ってしまった。ああ虚しいわ。
久しぶりにブランジェリーナを見て(「バベル」の演技でノミネートされた菊池凛子さんと同じテーブルだったわ〜)、ブラピが(いい感じに)老けたなぁと驚いた。そして『硫黄島からの手紙』が最優秀外国語映画賞に輝いたのは感激(しかし、日本人も知らない歴史だというイーストウッド監督のコメントをきいて背筋が伸びちゃったりする)。プレゼンターも豪華で、監督の名前を発音し損ねて恥ずかしそうだったナオミ・ワッツが可愛いとか、受賞者が登場しないので凍ってるアイドルJに笑ったり、アシスタントの美少女にキスしかけてその父(J・ニコルソン!)のことを思い出したのか慌ててる受賞者J・アイアンズ、大女優にうやうやしくトロフィーを捧げるホアキンのポーズが可笑しかったり、悪魔ならぬ大女優メリル・ストリープの堂々たるスピーチに感動し、トム・ハンクスの襟足が元に戻っているのを確認して安心したり……などなど実にどーでもいいことが楽しかった。個人的にはジェームズ・ウッズとジーナ・デイビスの凸凹っぷりがツボだったけど(顔の大きさが・爆!)。なんとなく、イギリス人の受賞者はウィットに富んだ面白いスピーチをするひとが多いような?なかでも、真面目な顔でおかしなことを言いだすヒュー・ローリーとビル・ナイがステキ。でも、感激の面持ちで感謝を込めていろんな人の名前をずらずらっと並べるだけだとしても、観てるほうはなんだか胸がじぃぃんとしてしまうのだった。ああ、みんな映画の神様に愛されたひとたちなんだよなぁという気がして。アカデミー賞の行方も気になるけど、それより最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)を受賞したサシャ・バロン・コーエン主演の『Boratボーラット』の日本公開があるのかなぁと心配で気になってたまない。(ボーラット公式サイト