映画「パフューム ある人殺しの物語」
監督:トム・ティグワ
出演:ベン・ウィショー アラン・リックマン
ダスティン・ホフマン レイチェル・ハード=ウッド ほか
2006年ドイツ映画 上映時間2時間7分
原題:Perfume The Story of a Murderer ⇒公式サイト
【鑑賞メモ】
「ヘブン」を見たときも、綺麗で繊細でとても不思議な御伽噺だよなぁと思ったものだが、コレもある意味そんなかんじか。何の予備知識もなく観に言ったので、大スクリーン一杯に広がる肌色洪水シーンを目にしたときは顎が外れそうになった。スゲー!なんなんだあれわ。人殺しというか、ある種のマニアの話?主人公の異様に動物っぽいところ(顔はサルっぽいけど、動きは犬というか…彼は目がいい。若い頃のメルギブソンに似てると思う。目のへん。)に目が釘づけ。観終わってすっきりとはしないけれども、もやもやっと何かが残る。ひょっとしたら、それがこの映画の「匂い」というやつなのかもしれない。なんてな。あと、音楽がとても官能的でステキだった。