豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

映画「オール・ザ・キングスメン」

All the King's Men [Original Motion Picture Soundtrack]監督・脚本:スティーブン・ゼイリアン
出演:ショーン・ペン ジュード・ロウ
ケイト・ウィンズレット ジェームズ・ガンドルフィーニほか
2006年アメリカ映画 上映時間2時間8分
原題:All the King's Men ⇒公式サイト
【鑑賞メモ】
モロにツボに入った。なんとう陰影に富んだ映画なのだろう。個人的にこういうの大好きだ。音楽もドラマティックだったし(ジェームズ・ホーナーに惚れ直した)。ピュリッツァー賞をとった原作の邦訳(「すべて王の臣」)も最近新装版で白水社から出ているらしいので、是非読んでみたい。劇中では何と言っても、一介のセールスマンからルイジアナ州知事にまで駆け上がった稀代の扇動政治家ウィル・ヘイリーを演じたショーン・ペンの鬼気迫るなりきりぶりに、鳥肌が立ってしまった。そして彼を見出し、彼の変貌を見届けることになるブレーンでジャーナリスト出身のジャックを好演しているのがジュード・ロウ。最近私生活のトホホなゴシップばかり耳に入ってくるけど、もともと上手い役者なのね〜と感心してしまった。もう一度みたい1本。