豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

率直さは重たい

自分で自分の気持ちを説明できないなんてことがあるわけないでしょう!とかつて自身満々な年長者から叱責されてうら若かった私は恥じ入ったものだが、いまの私は断言できる。そんなにくっきりはっきり自分の心がわかるという人の率直さがわたしの気を滅いらせるんだと。自分の気持がわかってるって、それがホントに他人を幸せにするんだろうか。あるいは本人を?それはホントにあなたの気持ちなのか?私向けのよそゆきじゃなくて?だってスルッと脱ぎ捨ててしまえるじゃない。そして返す刀でかつての自分のわかったような口上を嘲笑う。あなたがなぜあのときあれほど怒ったのか、この胸苦しさが教えてくれているような気がするのですよ。これはしんどいね。特にヨユーのない心には。はっとショーウインドーに映ったおのれの形相に思わず目を背けたのは私。いやん。まあ、あれだ。今は人の話を聞く気分じゃないってときに、電話なんか取るとろくなことがないという話。