探求のあしあと
んなわけで、こりゃ面白いわ!と思ったマンガの備忘用。
ヴィンランド・サガ 1 (1) 幸村 誠 講談社 2006-08-23 by G-Tools |
時は10世紀、ヨーロッパを荒らしまくったヴァイキングたちのお話。とにかく戦闘シーンって上手い人が描くとこんなに、それこそまるで映画観てるみたいに生き生き動くんだなぁ〜〜と私がカルチャーショックを受けたマンガでもある(笑)。2巻のトールズ(主人公少年↑の父親)とアシェラッドの決闘シーンなんて、何度読み返しても素晴らしい。実在と架空の人物が巧みに配置されたこのお話は歴史風俗考証もきちっと踏んでいるらしく、それでいて北欧史なんか全然しらなくてもするっと楽しめちゃう自由闊達さがいい(命知らずな海賊どもの喋りに今風の砕けた言い回しがバリバリ入るあたりとか大好きなの〜♪)。画面もストーリーもとても楽しみ。もちろん、わたしは狐オヤジ@アシェラッドのファンですとも。
フラワー・オブ・ライフ (1) よしなが ふみ 新書館 2004-04 by G-Tools |
次は去年あたりから読み始めた、よしながふみさんの描く学園もの「フラワー・オブ・ライフ」。ちなみに今月最終巻の4巻が出て完結したらしい。私はまだ2巻までしか読めていないが(古本屋に見当たらないよぅ…)この表紙で男×男かなぁと躊躇してた自分を激しくドツきたいね。うだうだ言わずにズバッと読まんか。それが侠気というものだ!なかでも、メガネ老け顔隠れ美形オタク真島が同級生が描いた18世紀コスプレラブロマンス少女マンガをホモマンガにリライトさせようとあれやこれやの教育的指導(?)を垂れるエピソードには腹が痛くなるほど笑ったよ。ああマンガの神さま、早く3巻が見つかりますように。
デトロイト・メタル・シティ 1 (1) 若杉 公徳 白泉社 2006-05-29 by G-Tools |
某週刊誌にて某清純派若手女優がこのマンガの愛読者と聞いた記者が、クラウザーさん(↑)が絶叫するファ○キンな歌詞を羅列してこんな女性を侮辱するような云々と驚いていたが、まるでわかってない。
アルペンローゼ (4) 赤石 路代 小学館 2000-11 by G-Tools |
これを見かけた瞬間、ものすごい懐かしさに駆られて最終巻まで再読。たぶん中学時代にMちゃんが貸してくれて読んだんじゃなかったかしら。アルプス、といえばワタシにとってハイジより「アルペンローゼ」を連想する思い出の作品だ。記憶喪失のヒロインが恋人とともに出生の謎を探る旅に出ると、ナチスに追われレジスタンスにも巻き込まれ〜とテンポ良く話が転がり今読んでも十分面白かったのは嬉しい。今読んでも、振られるレオンはいい!(笑)ジュディのふわふわっとした感じがかわいい(いくら腹が立ってもじーさんに手をあげるのは感心せんが)。それにしてもこの方は全然絵柄が変わらないな。