豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

財布には縁起物を

上野で財布を落としてはや二ヶ月。いまだ収得連絡は来ない。東京に親切な人はおらんのかーーと、ショックも忘れかけた先日、ネットショップで注文していた新しい財布が届いた。人生で五つ目になるマイ財布は、初めての通販購入財布にして、ガマ口タイプの革製。鞄工房の手作り商品というのがウリらしく、職人魂に賭けてみることにした。実際手にとってみると、バソコン画面で見たサンプル(茶色)よりも、もっとオレンジがかった色だった。片手でつかみ易いフォルムは、掌のカーブに自然にフィットする感じ。膨らみもなかなか可愛いくて、さすがに縫製も丁寧だ。これから仲良くしようね〜できるなら金運も連れてきてね〜とばかりに縁起物ストラップなどつけてみる。
先ごろ、表参道ヒルズをとおりかかったとき、ギャラリーで現代アラビア人アーティストの個展が開かれていて、ふらっと見に入ったらこのようなスカラベのついたストラップを販売していたのでつい買ったのら。いやはや、あのエジプト人の女性アーティストはとても美しいひとだったなぁ……白地にピンクや金で刺繍が入ったガラベーヤ姿がすごく優雅で(うっとり)。トルコ石色だけど、これはたぶん焼き物。エジプト産のトルコ石は青というよりどっちかというと緑がかった青だと読んだことあるな。
そんなわけで、オレンジのガマ口革財布にトルコブルーのスカラベ(太陽を象徴するフンコロガシ型の古代エジプトで最もポピュラーな護符)などつけ、私は悦に入っておるわけでございます。んで、鞄にはスパイダーマンのキーホルダーが揺れてます。嬉しくてつい落書きなどしてしまったのよ(笑)閉店セールをやっていた文房具屋をみつけ、またまた水彩色鉛筆を買い込んでしまった。茶色系ばかりこんなに増やして、ワタシはどうするつもりなんだろうね。うむ、それにしてもなんだかこのひとの顔ばかり描いて芸がないことだわい。なんつーか、たぶんワタシは彼はリアルでどんな顔なのか知りたくてずっとこのひとの顔ばかり描いているような気がするのだが、少女マンガの美青年顔とリアルの美青年は全然違うから満足できたためしがない。違うのよ〜こういう顔じゃないの。と、自分の技量のなさを棚に上げて、それだけは判る。ははは。