豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 10月10日に文庫13巻発売


秋田書店公式サイト内、新刊情報リストに記載あり⇒参照
「王家の紋章 (13)」 (秋田文庫 17-13)
王家の紋章 13 (13) (秋田文庫 17-13)


4月に12巻が出たばかりなのにまぁ早いわね〜などとビミョーに感心しつつ、我に返れば一年に一冊という新刊発行ペースに馴染みすぎているだけだったりして。
このまま順調に行けば今年は文庫2冊に新書1冊、さらにはイラスト集まで出ちゃう。
シンジラレナイ。


しかしながら私は新書版の王家コミックスを一冊も所持していないが、私の本棚にこういうものがある。
おそらく世界に一冊しかない、ある意味珍品。

ハイ。
見ましたね。
アナタ、ドン引きましたね。


………コレはナニ??


ああああ…これだけは披露するまいと思っていたんだけど、夜更けにキーボード打つと物狂おしくなるせいか、あらぬネタまで引きずりだしてもいいやという気分になるの。
毎月王家連載アホ雑感記事垂れ流すだけでは足りんのね。
これは「王家の紋章(7)」本。
文庫サイズの。




この本をひっくり返すと、こうなっている。

めくると、このように。


つまりこれは、文庫版王家コミックスの表紙を引っぺがしたうえで、ハードカバー本に作り直してあるのだ。
どんだけヒマだったんだよオメーはよーーと過去に向かってリフレインしたくてたまらない。
これを作ったのはもう4年くらい前になるだろうか。
東急ハ○ズで製本テープを探していたときに、横のコーナーで「製本キット」というものが売られているのを見つけてしまった。曰く、「あなたのお気に入りの文庫本をハードカバーにしてみませんか?」

で、私はよりによって王家文庫7巻の表紙をベリベリ剥がした。文庫版コミックスは、新書判に較べて滑らかな紙を使っているので、印刷がさらに綺麗に出ているし(もともと秋田書店のコミックスは他社に較べてもわりと質のいい紙を使っているらしいのだが)加えて、文庫版はページの天地もキッチリ裁断されているので、指で触ってもツルツルなのが嬉しい。ただ元の文庫表紙デザインは、細川イラストと古代遺物の写真が並列されているせいか、どっちつかずなテイストに見えてあまり好きではなかった。そこで、製本試作ついでにこれを解体してみることにしたのだった。
固い背表紙と象牙色の見返しをつけ、こげ茶色の布表紙のハードカバーにリメイク。栞紐だってちゃんと付けた。表紙のなんちゃってパピルス模様も、あたくしが透かし絵風に切込みを入れて裏からちまちま細工した。歪んでるのは一目瞭然だが、もうどうすることもできない。痛恨。
リメイク者の腕の稚拙はさておき、ハードカバーにするとこれでなかなか見栄えがする(ような気がする)。
この文庫7巻には新書版の13-14巻にあたるエピソードが収録されているので、ちょっと持ち重りするこの王家本をぺらぺらめくりながら、ひととき愉しい現実逃避ができるのもよろし。
これを作ったときは、次巻は赤地の派手なカバーにしてみようか、見返しの色は鬱金色でぇ〜とか空想していたのだが、計画倒れに終わりそうだ。

あのまま彼ら健在なりせば、革張り王家本(マンガだけど)にだってリメイクしてみせたものを。


まぁ、つまり楽しみようは色々あるという暇人の寝言だ。

王家の紋章 12 (12)王家の紋章 12 (12)
細川 智栄子 芙~みん

王家の紋章 (11) (秋田文庫 (17-11)) 王家の紋章 (10) (秋田文庫 (17-10)) 王家の紋章 (8) (秋田文庫) 王家の紋章 (7) (秋田文庫) 王家の紋章 (6)

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