豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

ケータイ3機目

 うぉ 鮮明じゃないかーー!
UPしてみてビックリ。携帯電話のカメラって進化してるのね(と何をイマサラ)

最近、電池の消耗度が加速し、そろそろ寿命か?と裏蓋を開けてみたらば、やはり前回不具合同様、電池パックがバター飴化している(参照)。ショップに持ち込み新しい電池パックを取り寄せてもらおうと相談したところ、そろそろ保障期間(3年)が来るのでこの際新規にしませんか?いまなら蓄積ポイントの範囲内で交換できますよと担当者。しばしポカンな私。あまりにも馴染みすぎていたので、機種変更なんて全く考えてもいなかったのだが、言われてみれば電池パック取り寄せにも日数かかることであるし、いっそ本体ごと今日変えるかと3機目に乗り換えた。アデュー愛いやつ。
いちおう2号機と同メーカーの機種にしてみたが、いまいち使い勝手がわからん。私は機械はいじり倒して理解するタイプで、説明書はよほどのことがないと読まないタイプだ。つまるところ要領が悪い。


被写体は、何年も前にエジプトグッズ露店で衝動買いした香水ビンである。高さは11センチくらいの小品。
個性的な顔だよな、と購入時から思っていたが、このオリジナル(参照)はエジプトのどこぞの首長がヌビアのピイ王に贈った品で、黄金の女神が飾られた石英の魔よけなんだそうだ。売り子さんの説明によると、これはアメリカのどこかの美術館のオリジナル商品で、今はもう作ってないはずですよということだったが、確かめたわけではない。あ、メトロポリタン美術館のショップには売られていなかった。エジプトモチーフものでは、海外のミュージアムグッズのほうが洗練されているものが多いような気がする(アレンジしすぎな感もあるが、アクセサリーは比較的身に着けやすい)。


後日談をば少し。
この記事を書くにあたり、ふと思いついて検索かけてみたらあっさり判明した(笑)。
インターネットって(以下略)
この香水ビンのオリジナルは アメリカ、ボストンにあるMuseum of Fine arts(公式サイト)に所蔵されている模様。ヌビアン・アート部門なんてのがあるのは、もともとボストン美術館(とハーバード大)の支援でヌビアの遺跡が発掘調査されたという経緯があるからかしらん。オリジナルの画像を発見し、わくわくしながら拡大画像で見てみた。
度肝を抜かれた(参照
私はオリジナルをてっきり内臓壷だとばかり思っていたのだが、「魔よけ」というのが判る気がする。
さぞかしピエを瞠目させ、喜ばせたことだろう。

例:内臓壷…って字面が良くないなぁ。
(モデルはアクエンアテンの側室キヤだとか。いかにも美女。)


ついでに、わたしが今まで生で見たエジプト彫刻で、最も好きな男性はこのひとの像だ。
もう一度会いたいなぁ。