茶館にて
「お茶でも飲まない?」と誘われ、ふらりと出かけた昼下がり。繁華街から少し横道に入ったあたりに、いつのまにやら中国茶専門喫茶店が出来ているのを発見。鳥かごが沢山吊るしてあるが、鳥の姿はない不思議なお店。窓辺の席は風通しがよく、大通りの喧騒とは無縁の静かさが気に入った。
お茶リストを眺めてみるが、どれもチンプンカンプンであったので、フィーリングでさっぱり系のお茶をチョイス。加えて、まったく作法がわからないので、めいくーにゃんスタッフに一から全部淹れてもらうわたしら。お茶請けに干しマンゴーとオカラクッキーと南瓜の種と麦チョコが出てきたが、これが塩加減といい酸味といい予想外に美味しかった。
店内に鳥は居ないが、野鳥マンガ「とりぱん」が置いてあったので、茶をすすりながら未読の4巻を読みふける。
ほのぼの野鳥エッセイとみえて、その実、作者の好悪基準がキッチリしているあたり、なかなか歯ごたえある。
お茶碗は売り物。窓辺にいろいろ小物が置いてあって、眺めているとしばし隠者の気分なり。
- 作者: とりのなん子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 51回
- この商品を含むブログ (131件) を見る
追伸:
お返事不要でコメント下さった方、どうもありがとうございました。こんなんでもブログ書いていて良かったなあと、初めて思えました。