豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

 アテンションプリーズ(第2集)

人間誰しも避けて通れない場所がある。
私にとってそれは古本屋のワゴンセール。
ある日ふと眼に留まった、カバーなしの105円投売りコーナにあったこの少女コミック。
これを見つけたとき、脳内に流れ出すアナウンス(声はアイシス@ドラマ編で)
もはや逃れられぬ…そなたには王家ののろいがついておる。
いや細川マンガののろいかもしれぬ、ってそんなのイヤーーー助けてライアン兄さん!!

とりあえず、資料として捕獲しておいた。
「アテンションプリーズ」第2集(細川知栄子/原案 上條逸雄)
講談社KCコミック 昭和46年3月16日発行の初版。定価240円。
もしこれがカバーつきで、ついでに第1集とセットの美本だったとしたら、けっこうなお宝になるのだろうが(このへん参照)、生憎一山いくらのワゴンセール出身なので状態はかなり悪い。
まぁ、私としては中身が読めればよいので、状態とかカバーの有無などはさしたる問題ではない。

『アテンションプリーズ』は紀比呂子が主演し、1970年に東宝が制作しTBS系列で放映された、脚本家・上條逸雄による航空業界が舞台のテレビドラマ。少女フレンドで連載された細川知栄子のコミックは、それをベースに漫画化したもの。
2006年に上戸彩主演でリメイク版が制作された。(ウィキペディアより)

中身はさておき、ラストまで読んで一番驚いたのは「続く」になっていたことだったorz
連載はちゃんと終了しているらしいのだが、コミックスで完全に収録されていない。3巻を出すほど、当時売れなかったのだろうか(ストーリーは、テレビドラマとは全く違った展開で、細川オリジナルらしい・・・)。
途中しか読めないので私の理解した範囲では、相変わらずお金持ちの意地悪お嬢さまVS貧乏で健気なヒロインの二極化ワールドが繰り広げられている。ヒロインは父の名誉を取り戻そうと頑張るあまりそそっかしい例のキャラ。私は悪くないわ!と言い張るのも相変わらず。とっかえひっかえ着こなす、70年代ファッションはかわいい。