豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

2015年8月号月刊プリンセス連載分雑感

プリンセス 2015年 08 月号 [雑誌]

プリンセス 2015年 08 月号 [雑誌]

【今月のネタバレあらすじ】

エジプト王を捕えたヌビアのタヌト妃のもとに続々と兵が集まりつつあった。おびき寄せたエジプト王妃が二日後には到着するとの知らせに、一同は沸き立つ。
一方、岩窟神殿に閉じ込められているメンフィスは、ヌビア兵がキャロルを迎えに出発したとの報告からキャロルの到着が近いことを知る。キャロルの身に迫る危険を案じ、メンフィスの心は逸るが脱出は依然困難であった。メンフィスたちは、毒入り食料で弱っているとみせかけ、ヌビア側が油断したところで一気に反撃に出ることを申し合わせ、機会をうかがう。
その頃、ヌビア兵とともに熱砂の砂漠を奥ヌビアへ向かうキャロルは、ジャッカルの跋扈する危険地帯を何とか抜けたものの、暑さのせいで急激に体調が悪化していた。一夜を明かすべくヌビア兵たちと岩場で休息中、薬を求めて侍女テティが側を離れた隙に、一人眠るキャロルの側に立つ人影が。
ヒッタイトイズミル王子であった。
イズミル王子は疲れて眠っていると思っていたキャロルが高熱を発していることに驚くが、熱にうかされてなお、キャロルが命をかけてメンフィスのもとへ行こうとしていることを知る。キャロルを抱きしめるイズミルだったが・・・
以下、9月号に続く。


【今月の御言葉】
さあ わがヒッタイトへまいろうぞ
そなたはわが妃!
かけがえなき わが妃よ――
そなたとともに未来――アナトリアの大地
わがヒッタイトを治めよう・・・
そして・・・広きエーゲ海世界へ・・・

*1


【定点観測】

  1. 7月16日単行本60巻発売記念関連
  • 来月号にはドラマCDキャスト陣によるスペシャルトークCDの付録あり。
  • 細川智栄子先生&声優陣のサイン色紙をプレゼント(5名)

 応募には姫誌8月号、60巻(通常版・限定版)についているいずれかの応募券1枚が必要。

  • 1~25巻の電子配信スタート(7月16日~)

 kindleでも読めるようになるなら、好きな巻だけダウンロードしてみようかのぅ。。。とか。考えなくもない。。とか。

  1. 王家の紋章コラボスイーツ情報(笑)

 今月の笑撃その1がコレ。
 寡聞にして存じませんが、今まで王家がお菓子になったことってありましたっけ?
 コラボスイーツって…どっちかといえば、王家って煎餅か饅頭みたいな味わいなのになあ。
 王家の紋章ケーキ(笑)!アイシス様柄クッキー!!
 素敵なビジュアル!笑いすぎてチョコが溶けそう(爆)
 おまけに別のコラボでアルスラーン戦記もやってるんですねコレ(←アズライールケーキに爆笑)



  1. クレオパトラとエジプトの王妃展


 王家コラボのミニガイドは、特設ショップにて限定販売される模様。描き下ろしイラスト(キャロル)が表紙。
 ティイ王妃のレリーフを見るのが楽しみだ。
 

  1. 今月雑感

あれよあれよという間に、キャロルが二日後にはタヌト妃のもとに来るとかいう急展開。あんたらどんな馬に乗っとるんだ。赤いやつか。ていうか、そこはどこ?
悪の親玉タヌト妃は気の早い手下どもにエジプト女王と持ち上げられ、気分ノリノリであります。
私はメンフィス王に関してはサド展開支持者につき、タヌト妃がどんな手でメンフィスをいたぶる
歓待するのか興味深々なので、このへんはウキウキ読めますが。

が。
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タヒリ王女は母親似ですか。そうですか。。。。

ホントそうかぁ---?
パッと見、巨大タコを纏っているのかと思った御衣裳とかスゲー(←豹だ)
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しかし、こんなのは些末事。

今月の笑撃その2。

イズミル王子再再(略)登場

えーーー

またぁーーーー


ていいますか、王子が性懲りもなく脳内嫁を迎えに来ているのなんて、光速で忘れてましたわ。前回も手下ザルプワにキャロルを王宮から拉致させたのはいいが、途中すったもんだで奴隷にされてしまったキャロルと顔を合わせたとたん、立て板に水の如くに恨み言ぶちまけられて拒絶され、宿敵酒乱従兄弟の復讐につきあって激流に落ちて大怪我して瀕死で生死の境を彷徨った挙句、目覚めてみたらとーちゃんの決めた嫁と結婚させられそうになって逆切れ、乳母連れて家出した王子がまたわが妃云々の安定の寝言リバースしてるがな。
せめてもう3クールくらいエルジャス山で寝かせておいてから登場させればいいものを(それでも大いに笑い者だが)、何が悲しゅうてまたしても激イタ王子のヘタレポエムを読まされねばならんのか~(萎えぇ)

それとも、今度こそ、本当に今度こそ、王子に花道を用意してくれるんでしょうか。智栄子センセーは。

こんなにもひどい熱にゆらされながらも
そなたは―――― 命をかけて奥ヌビアへ
メンフィスのもとへ行くのか
熱砂の砂漠をわたり
死を覚悟してもメンフィスのところへ行くのかっ

おお姫よ 行かせはせぬ!


とても哀しいセリフだと思うのです。
想いが届かないことをわかっていてなお恋うる気持ちは止められない。
普通なら乙女心がきゅんきゅんするはずなのに、うんざり感しか覚えさせない昨今展開は残念極まりない。
世継ぎの身でありながら、父王に逆切れして自己中捨て台詞吐いて出奔した時点で、私はイズミル王子のことは完璧に見放しておりますが、それでも復活してくれるならうれしい。
来年で連載40周年ですし、そろそろ王子の想いの落としどころを見せてほしいな。

*1:安定のドリーマー@イズミル王子