豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

ナイトミュージアム 上野

連日猛暑が続いていますね。
そんな中、広島市の甚大な土砂災害被害には言葉を失います。
行方不明の方々が一刻も早く救出されますように。
苦しんでいる方にも救いの手が届きますように。


先週、私はほどんど家の中に引きこもり生活でした。
少しづつ用事を作っては外に出るようにしていますが、まだ調子はいまひとつといった感じです。今週からそろそろ元のペースに戻さないと。。

金曜日午後、久し振りに電車に乗って出かけました。
初めに青山劇場で公演中の「ガラスの仮面」の舞台へ。
前日にネットで運良く良席のチケットを入手でき、舞台近くで観劇できました。
さてこれが面白かった!2幕の開始が舞台装置の点検トラブルで1時間近く遅れましたが、それさえもナマのハプニングだなと楽しめる余裕っぷり(暇)。
途中色々な劇中劇が繰り広げられますが、特に「二人の王女」のシーンは、アルディスもオリゲルトも原作から抜け出たようなビジュアルで感動しました(笑)

夕方まで表参道にいて、それから上野に移動しました。
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東京都立美術館で開催中の「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女神と女王」を鑑賞。(9月23日まで)
なお、開催期間中の毎週金曜日は、21時まで開館しています。
灼熱炎天下に上野公園を歩きたくない身には、大変ありがたい時間延長措置。さすがに夜ともなると、いくらか涼しい風も吹いており、ライトアップされた園内も綺麗です。
偶然、会場入り口で中東の楽器ウードのライブが開催されていたので、しばし異国の風に耳を傾け、それから展覧会場へ。
入場したのが19時過ぎていたので、さすがに混雑もなく、全体的に場内ゆったりと見て回ることができました。

『美しく治め、美しく装い、美しく生きた』のキャッチコピーにふさわしく、女王や女神たちの優美な遺物が沢山展示されていました。全体的に女性向けかも?
中には、あ、これ前に見たことがあるわーと思うものもちらほらあり、懐かしい気分になりました。

(7年前のNY旅行写真より)
◼︎ロゼット装飾の集合体
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メトロポリタン美術館ではこういうふうに髪飾りとして展示されていたのですが、近年の研究で、頭に乗せるには重すぎるという説が有力になってきたらしく襟飾りのような形状で展示されていました。
そうだなぁ、純金だし、確かに重くて被り続けられないかも。。。

◼︎王家の女性の頭をかたどった蓋つきのカノポス容器
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以前来日したことがある遺物だと思います。
ツタンカーメンの母、キヤ妃のものという説があるらしい。
顔立ちになんとも言えない品があって、とても美しいです。

◼︎ハトシェプスト女王のスフィンクス
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顔が、ハトシェプスト女王のものだそうです。
どことなくユーモラスで、個人的に好きな彫像。


そんなわけで、夜までぷらぷらし、駅前のフードコートでささっとうどんを食べて帰りました。
今度はいつ来られるかなぁ。