豆の山

クールなハゲと美女愛好家。家事育児パートに疲弊しつつ時の過ぎゆくままなる日々雑感をだらだら書いています。ナナメな王家ファン。

読みました

 もとい今読んでます。

職場で時代小説が大流行中。dreamynov殿とか呼ばれている私に回ってきたのがこれでござる。 ただいま私の男気ツボをつきまくって中盤に突入。城を枕に討ち死にイェー!とかいう勢い(嫌ですよ) これも実写映画化するらしい。のぼうの城作者: 和田竜出版社/…

 「恋ひうた」2巻

新刊コーナーをのぞいていたら、お!恋うた続きがでてる〜と喜び勇んで買ってしまった。 この表紙のおっさん誰?弾正宮さんってこんなにごつかったかしらん??と不審に思うも、当然別人だった。やはり表紙はイマイチな気がする。後ろに御所車を描けだの花を…

 今月のお買い上げ

見事にバラバラ。 まんがグリム童話紅艶中国妖女絵巻 「ヴィンランドサガ」見るがいい、王の目覚めを!! 「回転銀河」成長とは痛みなのです。まさに。そして諦めとうまく折り合うこと、かな。 江平洋巳(えびらひろみ)作品は初読だったが、和泉式部をヒロ…

「インカとスペイン 帝国の交錯」

乗車率170%なる恐ろしき帰省列車のデッキで、煙に燻され(700系じゃなかったのだ)ン時間揺られ続けてやっと我が家にたどり着いた。車中では持参おにぎりをパクつきながら、「興亡の世界史12 インカとスペイン 帝国の交錯」を読了。征服者=強欲悪玉…

Bravi vol.7

大人の旅Bravi Vol.7 2008年夏 (昭文社ムック)出版社/メーカー: 昭文社発売日: 2008/06/10メディア: 大型本 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る ナイルストーリーさんのメルマガで紹介されていたムック。 運よく書店に並んでいるのを見つけたの…

オシリス星追跡

王家ファンだと告白した時点で露見していると思われるが、私は実にショーもないことにしつこい性格である。 土曜とはいえ睡眠時間を削ってショーもない仮説を立て喜んでいる。我ながら軽く絶望しそうだ。 今月号巻頭モノローグで言及されていた「天空にセプ…

「転生―古代エジプトから甦った女考古学者」

転生―古代エジプトから甦った女考古学者作者: ジョナサン・コット,田中真知出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11/21メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 107回この商品を含むブログ (6件) を見る 1970年代、エジプトはアビドスの遺跡に、不思議な婦人の…

「NATIONAL GEOGRAPHIC(日本版) 2008年 2月号」

本屋で見つけた瞬間「ゴリラーーーー!」と仰け反ってしまったが、まぁあれだ。王様つながりってことなのかしらね。表紙のゴリラ(キンゴ。コンゴ在住)記事は面白かった。彼らの写真を眺めていると、なぜか心臓に手をあてトントンと拳で叩いてみたくなるの…

「ヨシアキは戦争で生まれ戦争で死んだ」

旧岩崎邸庭園(参照)の洋館は来月3月まで外装修復中のためシートに覆われてその美しい外観は見ることができないが、内部は通常通り見学できる。これが4度目の来館にもかかわらず、ンまぁ権力と富が集積するとこれなのよねぇ〜と呆然気味の私はサンルーム…

 「後宮」完結!

いつのまにやら5巻が出ていたので慌てて買った。このコミックスに関しては、帯の色とコピーのセンスまで大好きなので、必ず初版ものを買うことにしている。左のアマゾン画像では見えないが、5巻の帯は桜色ので合わせてあってとてもきれい。私が4巻を読ん…

 「公家侍秘録」も新刊がッ!

守武殿、お久しゅうおざりまする。2年ぶりの新刊ですね。 これ、どこかのTV局でドラマ化してくれないかなぁとモーソーしている。一話完結だし、内容もカラッとしたお茶の間向けだと思うのだ。江戸時代なのに京の都が舞台、んで主役は貧乏公家に仕えて内職に…

 よしながふみさんの対談集がッ!

いやまだ読んでないけど、10/4についに出ると聞きここでもメモっとく。雑誌に連載されていたとき、三浦しをんさんとの対談の回を立ち読みしたことがあるのだけれど、ものすごく面白かったので。 「よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり」よし…

 夢中

上橋菜穂子さんのファンタジー小説「精霊の守り人」シリーズがめちゃくちゃ面白いッ! 異界の精霊の卵を宿してしまった幼い皇子チャグムと、縁あって彼を守ることになる女用心棒バルサのお話。なんとヒロインが30代ってのに度肝を抜かれたが、中身はもっと…

「諸葛孔明 時の地平線 (14)」諏訪緑

とうとう最終巻を迎えてしまった。7月に発売されてすぐこの巻を買い求めたのだけれど、さりとて酷暑続きでなかなか読む気にならず、夏の間中ずっと本棚に飾ったままだった。いざ読み始めると、やはり三国志に昏い私にはかなりの歯ごたえ。細かい伏線復習の…

 R・サトクリフ「血と砂―愛と死のアラビア」

上巻の表紙だけみて“アラビアのロレンス”(参照)の話かな?と思って読み始めたのだが、ハズレ。この物語の主人公トマスはロレンスより100年も前に生まれたスコットランド人だった。トマスはイギリス陸軍に志願して従軍、エジプトで捕虜となる。その後イ…

絵本でナイル川くだり

ついに私の生息地でもセミがミンミン鳴き始め、あぁ夏が来ちゃった。 夕方図書館に涼みに出かけたら、児童書コーナーにこんな本が置いてあるのが目に入り、ふらふらと近寄って手に取る。 「絵で見るナイル川ものがたり―時をこえて世界最長の川をくだる」アン…

思い出の本来る

やなぎやけいこさんの児童書 インカ二部作 「はるかなる黄金帝国」 「まぼろしの都のインカたち」 間違いなく左の本は読んだことある!実家に帰ったら探してみよう。 続きがあったなんて知らなかったなあ。インカの人たちは自分達の国をタワンティンスーヨと…

 連載30周年記念王家の紋章公式ファンブック(長)

どうにもこうにも好奇心野次馬心ムラムラとやみがたく、とうとう新刊書店で1冊捕獲。ネットで先行告知されていた表紙画像見たときも思ったが、実際手にとってみるとロゴのあたりの配色がなんか野暮ったい。30年たってもガンとして装丁を変えない本編コミッ…

 オープニングテーマがぐるぐる

NHKスペシャル「失われた文明 インカ・マヤ・アステカ」 オリジナル・サウンドトラックTVサントラ ERJ 2007-07-18by G-Toolsなんでも先日このマチュピチュ遺跡が「新・世界の七不思議」に選ばれたそうだ。私もここはかなり好きな遺跡で、一度は自分の足で登…

 「舞姫 テレプシコーラ」

舞姫 10―テレプシコーラ (MFコミックス)作者: 山岸凉子出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/01/23メディア: コミック クリック: 50回この商品を含むブログ (136件) を見る 先週あたりの私は勤めが終るとさっさと帰るとみせかけ、実は我が家に…

 探求のあしあと

んなわけで、こりゃ面白いわ!と思ったマンガの備忘用。ヴィンランド・サガ 1 (1)幸村 誠 講談社 2006-08-23by G-Tools 時は10世紀、ヨーロッパを荒らしまくったヴァイキングたちのお話。とにかく戦闘シーンって上手い人が描くとこんなに、それこそまるで…

 マンガを読む幸福

先週「後宮」4巻 (海野つなみ)が発売された。今度の表紙は誰だろ〜?とワクワクしながら新刊売り場をのぞいてみたらば、あらん、御所様(後深草院)やないの!?背景はおめでたい松、ご本人は衣冠束帯でキメてはる。1〜4巻まで並べて眺めていて気付いた…

 遠藤淑子さんの新刊出てた(嬉)

先日、本屋の平棚にひっそり並べられていたのを偶然発見し、即レジ直行。相変わらずヘタウマな絵、冗談だか意味深だかわからないタイトルだ。でもこの方の作風は大好きなので、新刊はいつも買うことにしている。タイトルの「ピーチツアー」つまり桃太郎の鬼…

 彼は昔の彼ならずとはいえ

どうも就寝中に肩甲骨下をおかしな具合に捻ったらしく肩が凝ってたまらない。体中に違和感が残るので今夜の「300」試写会は諦めて早々に帰ってきた。当たり前だが、よみうりホールは全席指定じゃないのだ。それに椅子も狭いしね(文句言える筋合いじゃな…

 「天は赤い河のほとり」外伝小説?

天は赤い河のほとり外伝―魔が時代の黎明篠原 千絵 by G-Tools こんなん出てた。24日創刊のルルル文庫(小学館の少女向けライトノベル専門文庫)からの発売だそうなので、きのう出たばっかりか?カイルの少年時代の話らしい。篠原氏は小説も書く方だったの…

 「後宮」(海野つなみ)

この絵がなんとなく時代物っぽくなくて、でも可愛いな〜と気になっていたマンガ。最近やっと3巻まで読んだ(6月に4巻が発売予定)。原作は「とはずがたり」。時は鎌倉時代、元寇の前後、宮中で御深草院の妃でもあった女官二条という女性が残した日記だそ…

 武田 頼政「Gファイル―長嶋茂雄と黒衣の参謀」

私は悲しいかな野球というスポーツに全く興味がない。身近に野球が好きな人がいなかったせいかもしれないし、学生時代すでに高校野球にも幻滅していたせいかもしれない。WBCの時の熱狂にもついていけなかったし、新聞を賑わすアメリカの大リーグ情報の氾…

「アレクサンドロスの征服と神話」森谷公俊

最近続々と刊行されていて、個人的に気になっているシリーズ「興亡の世界史」(講談社)のなかの一冊。オリバー・ストーン監督作「アレキサンダー」の日本語字幕監修もつとめられた森谷公俊さんの、最新アレクサンドロス本である。まるごとアレクサンドロス…

復刻されてたのね「銀色の恋人」

復刻版文庫本を見つけてしまった……4月6日に出たばかりだった。 こんなやにさがった優男ワタシのシルヴァーじゃなかーーー!と本屋の棚の前で打ち震えてしまったが、長らく絶版だった本作が復刻になったのは素直に喜ぼう。「銀色の恋人」こそは、14才だっ…

気になる気になる

31歳にしてここまでニ八分けが似合っちゃうアナタが好きよトビー。蜘蛛男3ムチャクチャ楽しみにしてますんで。 19日に発売になったばかりの3月号は、まだざっと立ち読みしただけだが、「CUT」誌の新作映画先取り情報はいつも気になる(よく読むと、な〜…